Du hast 〜Jリーグ至高〜

兄弟による、東西Jリーグをぼやくブログ。

【レノファ】上野監督退任に思う

こんはんば!兄です。

 

今日は15節が終わり、20位に沈むレノファの上野監督の退任について。

 

一言。非常に残念。

 

あれほどまでに精度の高い攻撃を体現できるチームは中々なかったし、去年は存分に楽しませてもらった。この上野イズム=レノファイズムというべき攻撃スタイルは、本当に去年はJ2で旋風を起こしたと思う。

 

だが、今年は選手の大半が移籍し、大方の選手が入れ替わった。新たに加入した選手も、連携面で深くはなく不安定な守備だけが残ってしまった形。

 

本当に上野監督は志半ばで退任してしまった。ただ、この退任で思うことがある。

 

フロントは本当に上野監督の戦いたいサッカーをさせようとしたのか。自分が思うにNoである。

ことごとく抜かれてはいけない、選手が数多く抜けてしまった。本当にフロントに「志」があったのならば、絶対に何人かは阻止すべきだったと思う。せめてもの最低限。

 

もちろん、クラブの予算は限られる。けれども、チームの志を実現するのであれば起こってはならない大量放出だった。

 

それに加えて、ファン・サポーターの存在。

クラブ、選手、監督などレノファを構成する存在は色々あるが。チームのあるべき姿を守るのは、誰でもないファン、サポーターの存在。

チームは変わる。経営陣も変わる。選手や、監督は来ては去る。それは上野監督に限らずプロの世界であるならば、宿命。だが、レノファの本来の姿を守るのはファン、サポーターしかいない。

 

だから、「違う」と思った時にやはり、しっかりファン、サポが存在感を出さないと、どんどんチームは間違った方向に進む。

 

だから、守るべきものを守るのはファンの存在だ。それを分かって欲しい。

 

もちろん、監督変わったら良くなるかもしれない。けど、監督コロコロ変わるチームにいい風向きが起こるなんて、あまりない。ましてや、レノファはまだ名門クラブでもない。だから、志を持った監督を一緒に見守りたかった。故に残念である。

 

当然、フロント批判をするのは簡単だし、しても意味がないことも分かる。だが。本当に良いのだろうか。こんなにあっさりで。

 

ファン、サポの「志」はこれから、試される。