Du hast 〜Jリーグ至高〜

兄弟による、東西Jリーグをぼやくブログ。

今季初観戦のアビスパ福岡とベテラン論

Du_hast 兄です!

 

昨日は福岡まで用事があり、レベルファイブも行って来ました。

 

相変わらずOBRIの醸し出す雰囲気というのは、本当に素晴らしいと思う。バクスタへの必要な時のアクションの要求だったり、太鼓の音。そして、チャントのクオリティー。

 

やはり、こんな素晴らしい雰囲気を作り出せる観客、ゴール裏+スタジアムの環境を持ってるのに、観客動員が6000人少々というのは、勿体無いなーという印象である。

 

そういえば、かつて鳥栖も福岡もJ2だった時代に歌われてた「田中佑昌」のチャントが、石津大介になってて、少し感動した。

 

珍しくフットボールのことも羅列した感想を述べると、井原監督のするサッカーの、レベルが確実に上がってることが、凄く目に見えた。まさに、J1スペックになりつつあると言っても、過言ではない。

 

・岩下、山瀬、ジウシーニョの補強

今シーズン入った選手で間違いなく、補強が成功したのは、岩下だ。DFの統率力に加えて、攻撃への参加で間違いなく、アビスパを下から支えてる。昨日見てびっくりしたのが、フィードの正確さ。最終ラインから、DFラインの裏のスペースに走り込んだ亀川や駒野にボールを配給できるのは本当に強いと感じられた。

 

それに、山瀬とジウシーニョの存在がまた素晴らしい。ジウシーニョのサイドアタックに加えて、山瀬の守備スキルの高さが目に留まった。相変わらずペナルティーエリア近辺でボールが溢れて来そうなあたりにポジションとってる所は、自分がマリノス時代から見てた物と変わらなかった。

 

山瀬といえば、本当にドリブルの選手というのと、左右どちらの足からでも繰り出す強烈なミドルシュート。今でも2007年の浦和戦@埼スタで決めた、左足のミドルは生で見てた自分は鮮明に覚えてる。https://youtu.be/lUjP8f9-1Y8

 

昨日も右サイドペナ角あたりから、ダイレクトで右足を振り抜いたが。まさに、あの様なシーンが増えてくれば、彼はまだまだJ1でも躍動できると思う。俺はまだまだ山瀬が躍動してる所を見たい。

 

今年は、去年の3-6-1から変わり、4-4-2になりサイド攻撃が確実に進化したと思う。特に亀川が高い位置で仕掛けられる様になり、バランスも良くなった様に思う。

 

まぁー、稚拙な戦術論はここまでにしといて。

 

アビスパ福岡で、ベテランが躍動してるのが、兄としては凄く嬉しい。しかも、それが、マリノスに所属した選手が3人もいると言うのが何とも。

 

成績が悪ければ、翌シーズンの契約はない。かつ、ベテランへの吹く風というのは本当に近年厳しい。翌シーズン、去ったベテランに変わって新たに新人が入る。もちろん、成績なんて始まって見ないと分からない。だから、いわば賭けである。当然、サポは後押しする。フットボールライフなんて、その循環だし来ては去っていく選手たちを見送る。出会いと別れはまさに人生みたいなもの。

 

ただ、一緒に戦った選手たちを良い形で送り出すことが本当に大事だと思うし、何よりも年齢が選ぶ基準だったら、フットボールのマネージなんて個人的にはセンスないと思う。

 

だって、スタメン取れない若手は結果出してないからだろ?出場機会は自分で取るからだろ?

 

だから、アビスパというチームに希望があるのは、こういう素晴らしいベテラン勢を取ったことで、必ず先々で財産にしなければいけないと思う。必ず、5年後に山瀬功治坂田大輔、駒野などのベテラン勢を超えていく選手が自分自身でスタメンを獲得できれば、J1に定着するし。Jリーグの選手獲得に対するベテラン勢への考え方も変わるかもしれない。だから、邦本だったり、冨安、石津、が宝になる日はそう遠くない。その為にも、ベテランを大切にし、何と言っても今年はベンチに甘んじているバンディエラ城後寿の存在を必ず再確認できる日がタイトル獲得への礎になると思う。

 

Du_hast兄。